私は子どもの心の専門家として大切に考えている理念があります。
それは「ひとりひとりの子どもがその子らしいユニークな心を生き生きと育んでいくこと」です。詳しくはウェブサイトをご覧ください。
子育てには唯一の正解というものはありません。
親である自分が子どもを育てるということは、子どもである自分がどう育てられたのかということでもあります。子どもを育てるというのは、親である自分に大きな葛藤をもたらします。子育ては自分抜きには成り立たないということです。
さらに言えば、子育てには子どもと親が登場します。子どもを育てる親と、親に育てられる子どもです。しかし、実際には、逆の側面もあるかもしれません。
そのことにどれくらい目を向けることができるでしょうか。
親を育てる子どもと、子どもに育てられる親という側面です。
親は、親だけで親になるのではなく、子どもに関わりながら親になっていきます。
親である自分と自分の子どもの間で行われている毎日の(大げさに言えば、毎時毎秒の)関わりや交流、それに伴う悩みながらの試行錯誤こそが実は大切なことだし、尊いものだと言ってもいいかもしれません。
ただし、多くの場合、外から入ってくる膨大な情報が自分と自分の子どもたちの間に割って入ってきます。これについては別立てで書こうと思います。
親と子どもの相互交流的な関係性の上に成り立つのが子育てです。
なので、そこには親の持つ気質や性格、子どもの持つ気質や性格が複雑に絡み合います。
完璧な親はいません。完璧な子どももいません。
子どもがその子らしくいられるためには、親である自分が自分らしくいられることがとても大事です。
それがユニークな子育てのススメです。
自分らしい、その子らしい、子育てです。
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