子どものユニークな心を育むための子育てにとって、
親自身も自分のユニークさに拓かれていることが大事だということを何度もお伝えしてきました。
今回は、少しだけ視野を広げてみます。
ユニークさを大切に育てられた子どもが
伸び伸びと、
生き生きと、
成長していくためには、
子どものユニークさを尊重し、大事にしてくれるユニークな存在である親が必要です。
そして、
そんなユニークさを大切にした子育てをする親・家族を許容してくれる地域・社会といったより大きな枠組みもまた、とても大事になってきます。
皆と同じでなければいけない、
人と異なるものを排除する、
という雰囲気を持つ地域・社会では、
ユニークさ、その子らしい個性は、
ダメなもの、強制しなければいけないものとして捉えられ、扱われてしまうかもしれません。
ユニークさというのは、決して「ジコチュー」、「ワガママ」ということではありません。
多様性を含むことが可能なキャパシティーのある地域・社会になってほしいと強く願っています。
だって、
色んな種類の絵があっていいと思うんです。
色んな色が使われていて、使うべき色や使ってはいけない色なんてないわけで。
他彩色なカラフルなもの、白黒モノトーンのもの、単色のグラデーションのもの等。
全部違った持ち味や雰囲気があってステキだと思うんです。
もちろん、色だけはないですよね。
描かれるものもまた多様なものであっていいわけです。
子どもの心についても同じです。
その子らしいユニークな心を育んでいける子育てができる社会になってほしい。
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