今回は「子育てに向いてない」と思うママやパパに向けてのメッセージです。
「自分は子育てに向いていないんです」
という声をよく耳にします。
でも
そういうママやパパが必死に一生懸命に子育てしている姿もまた私はよく知っています。
「子どもの相手をするのが苦手」
「子どもと遊ぶのが退屈」
「子どもの話をちゃんと聞けない」
「子どもにすぐに苛ついてしまう」
「子どもよりも自分を優先したくなる」など…
様々な理由から、
「自分は子育てに向いてない」
という思いが強まり、
自分は子育てに向かない親だと決めつけてしまってないでしょうか?
そもそも
子育てに向いてるっていうのはどんなことなのか?
子どもを育てるってすごく難しいことです。
たくさん手をかけ、
時間をかけ、
気持ちを注ぎ、
心を砕きながら
関わっていくことになるわけですから。
しかも、
子育てに絶対的な正解はないわけで。
それなのに周囲との比較や社会から求められる基準のようなものを感じてしまうことがあまりにも多いわけですよね。
世の中に溢れている多くの育児書や子育て本も、ヒントや励みにはなるけれど、正解ではないですし。真似できることや参考にできることはあるけれど、同じようにはいかない。そこでまた悩んでしまう。自分が子育てに向いてないからだと。
そんなふうに思い悩んでいる親御さんの話をこれまでたくさん聞いてきました。
まずは
目の前の我が子と親である自分自身に対して、
優しく温かい眼差しを向けてみましょう。
妊娠や出産の頃から思い返してみましょう。
酸いも甘いも、苦も楽も、色んなことがあったはずです。
できたこともできなかったことも、楽しかったことも辛かったこともあるはずです。
子どもがかわいいと一度でも思えた経験が思い出されるとしたら、そんなふうに思えた自分を大切にしましょう。
必死に子育てをしていると日々のやるべきことに忙殺されます。
そうすると、子どもがかわいいと感じることよりも、大変さや疲れや思い通りいかないことへの苛立ち等でいっぱいになってしまいます。
でも、
ふとした時に、
子どもがかわいい
と思える自分がいるということを信じましょう。
自己否定による苦しい子育てから
自己肯定に支えられる子育てへと、
自分自身の向き合い方を修正していきましょう。
子どもはそれぞれ異なるユニークさを持って生まれ育っていくものです。
同じ親から生まれ、同じ環境で育った兄弟姉妹でも全く異なる個性を持った存在となっていきます。
そして、
ユニークさや個性は子どもだけが持っているものではなく、
親もまたユニークで個性的な存在です。
だから、
自分らしいユニークな子育ての中に、
ほんの少しでも自己否定ではなく、
自己肯定を感じられたら。
子育ての大変さは変わらないかもしれませんが、
きっと、今よりも笑顔になれるはずです。
子どももきっとそんな笑顔のママやパパに笑顔で応えてくれるはずです。
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