カテゴリ:心理療法



専門家に向けての夢想。「自分事としての心理臨床を生きること、そして、心理臨床の未来への夢想」。その地域社会の中にどう関わっていくか、どのように相互主体的な関わりを構築し、他者と共に生きていくか、そして、生き残っていくか。
私は、子どもの精神分析的心理療法士としての実践と訓練を続けてきた。 その過程の中で、2023年5月に東京都渋谷区千駄ヶ谷にて「小笠原こどもとかぞくのカウンセリングルーム」を個人開業した。...

小笠原こどもとかぞくのカウンセリングルーム【ブログ】。「発達障害の子どもとの関わりに「心」を忘れないことのススメ④―発達障害の子どもがより自分を分かっていくために」発達障害を抱える子どもたちが自分の心について向き合い、考えていくために、 自分の体験世界が他者とは異なるということにゆっくりと安全に気付いていくことがとても大切です。発達障害の子どもの心理カウンセリング。心理療法。
ここでは、発達障害の子どもたちの「心」を大切にしたいという想いを綴っています。 発達障害の子どもたちは、 自分について、 自分の心について、 どのように感じ、考えているのでしょうか? また、 自分のこと、自分の心というものに、 他者からどのように関わってもらい、分かろうとしてもらえているのでしょうか?...

小笠原こどもとかぞくのカウンセリングルーム【ブログ】。「発達障害の子どもとの関わりに「心」を忘れないことのススメ③―自分の個性を応援してくれるファン―」。『あたし研究』。ASD当事者の小道モコさん著、クリエイツかもがわ。「ありのままにその人らしく生きられる」。自分が自分を大切にできることには、自分を大切にしてくれる他者がいることが大切。
前回に引き続き、皆さんに紹介したい本について綴っていきます。 小道モコさんの『あたし研究』『あたし研究2』クリエイツかもがわ この本では、 30歳を過ぎてからASDの診断を受けた小道モコさんが ご自身の生きる世界や経験についてイラストと言葉で描き、綴ってくれている。 含みがある言葉や慣用句に弱いこと、 見通しがつかない不安、...

小笠原こどもとかぞくのカウンセリングルーム【ブログ】。「発達障害の子どもとの関わりに「心」を忘れないことのススメ②―発達特性?個性?―」発達障害の人の体験世界、感覚世界。「発達障害の人には世界がどう見えるのか」井手正和、SB新書。発達障害の子どもの心理カウンセリング。心理療法。
発達障害の子どもの心について考えるために、 発達障害の人たちが世界をどう感じ、 どう体験しいているかということに注目したいと思います。 そこで皆さんに紹介したい本があります。 以下の本です。 認知神経科学者の井手正和さんが書いた『発達障害の人には世界がどう見えるのか』SB新書,2022 この本は、 タイトルの通り、...

発達障害の子どもとの関わりに「心」を忘れないことのススメ①ーその子の性格は?心は?。発達障害の子どもの心理カウンセリング、心理療法、家族からの相談。
昨今、「発達障害」という言葉をいたるところで耳にします。 発達障害についての認知や理解は社会的にも拡がってきているように思います。 ただ、 それでもまだよく知られていなかったり、 ステレオタイプ的に知っている(知ったつもりになっている) というだけの人も多いのが現状です。 そして、 「発達障害」の特徴が取り上げられることが増える程に、...

小笠原こどもとかぞくのカウンセリングルーム。ブログ「発達障害グレーゾーンと言われたら―どんな名前が付けられても「心」を大事に―」。発達障害の子どものカウンセリング、心理療法。
「発達障害のグレーゾーン」 自分のお子さんのことで相談に行き、こんなふうに言われてしまった場合、どうすればいいのでしょうか? これって一体何を言われているのでしょうか? 他にも、 「発達障害傾向があります」 「自閉スペクトラム症です」 「ADHDです」 「発達上の特性があります」 「ワーキングメモリが弱いです」 「視覚認知が有意です」 などなど…...

新宿こどもとかぞくのこころの相談室ブログ「子どもの心理療法って?ー子どもの心を大切に育むための方法ー」
子どもの心理療法って? 小笠原こどもとかぞくのカウンセリングルームでは、 カウンセリングルームという名称ではありますが、「子どもの心理療法」というものをとても大切しています。 (必要に応じて、「カウンセリング」も行っています。) ここで皆さんは、きっと、 「心理療法って何?」 「何をするの?」 「どうして大切なの?」...